2016年01月22日

先生の淫らな指先06


「んぁっ! ……っぁ、あ、ううっ!!」

 雪谷の両手がぞんざいに動く。綾音の乳首はふたつともローターでぎゅうっと柔肉へ押し込められ、無造作に弾いてもてあそばれている。
 綾音は雪谷のうえで身もだえして喘ぐ。蜜奥が焦がれてしまい、腰を揺り動かさずにはいられない。
 いまだに膣口はローターでふさがれ、蜜をせき止められたままだ。
 じれてどうしようもなくなっている蜜壷の近くでひくひくと震える小さな肉粒を、雪谷がいじめだす。

「ふぁぁっ、ぁ、んんっ……! ぁっ、う、うう」

 振動するローターで花芽を揉み込まれる。
 達してしまいそうになったけれど、ローターを操る雪谷の指先はいいところで離れてしまう。

「先生、の、いじわる……っ」

憎まれ口のひとつでも叩きたくなる。綾音が絶頂しないように、彼はわざとそうしている。

「生意気なやつだな。気持ちよくしてやってるっていうのに」
「うっ、ふ……っ。ん、くぅ……ッ! あ、あああっ!!」

 乳首と淫核にあてがわれていたローターが急にその動きを激しくした。縦横無尽に性感帯をかすめてうごめき、たたみかけてくる。

「あ、アァ……ッ! いっ、ちゃう、うぅ……っ。ふ、ぁぁっ!」

 どくっ、どくんと二度目の絶頂を堪能して体を弛緩させる。

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posted by 熊野まゆ at 08:52| 先生の淫らな指先《完結》

2016年01月27日

先生の淫らな指先07


 綾音ばかり息遣いが荒い。
 はあはあと肩で息をして、ほてった体をもてあます。

「先生……っ。ナカ、に……ください」

 ローターでふたをされているところがどうしようもなくじれている。空虚な身の内を埋めたくてたまらない。

「ずいぶんとはしたない言動だな」

 綾音をとがめながらも雪谷は彼女の穴を埋める準備を始める。
 ベルトをはずし、スラックスの前をひらいてトランクスを引きおろすと、肉茎はすでに挿入できる形をしていた。

「――っぁ……!」

 じゅぷっ、とひどい水音とともに膣からローターを引き抜かれた。なかであふれかえっていた蜜がいっきにトロトロとこぼれ落ちる。

「んっ、ひぁっ、ぁああ……ッ!!」

 なかの愛液をふたたびせき止められた。太く硬い陽根はぐぷぷっ、と大きな水音をともなって綾音の体内を突き上げる。

「おまえのナカ、絡みついてくる……」

 めずらしく感想を述べ、雪谷は腰を上下させる。彼のうえに乗っかっている状態である綾音の体も連動した。乳房がふるふると揺れている。その揺れるふたつのふくらみをぎゅうっとわしづかみにして、雪谷は言う。

「こういうのも、今日までな」
「ふ、ぇ……っ?」

 突き上げてくる雄物がもたらす快感に酔いしれていたところにいきなり告げられ、綾音は目を白黒させた。

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posted by 熊野まゆ at 09:38| 先生の淫らな指先《完結》

2016年01月29日

先生の淫らな指先08


「そん、な……。どういう、意味……で、すか? ぁ、う……っ!」

 上下に体を揺さぶられながら綾音はたえだえに訊いた。吐く息のほうが多くなってしまって少し苦しい。

「そのままの意味だけど?」

 雪谷はゆるく律動しながら続ける。

「俺、明日で教師やめる。親父が急に倒れて旅館をつぐことになった。それと――」
「ぁ、んぅっ……!」

 急にぐんっ、と下から強く突き上げられ、そのまま律動が激しくなる。

「あっ、あぁ、んん……っ!」
「――こうやっておまえに手を出す俺は教師失格だから」

 自分の喘ぎ声が邪魔で、彼がなにを言ったのかわからなかった。

「せ、んせ……っ? いま、なんて……っ、ぁ、ふぁぁっ!」

 雪谷は綾音の質問には答えずさらに激しく上下運動をする。

「先生……っ。さっき、なにを……あんっ、ん、ふっ」

 何度、尋ねても返事はなかった。ぐりぐりと身の内を引っかきまわされるだけ。彼はなにも話さない。

「っ、ぁう……!」

 雪谷が立ち上がったので、綾音も同じように、つながったまま体勢を変える。机のうえに手をついて、うしろからの突き込みに耐える。

「ひぁっ、あふっ、ぅう……!!」

 挿入がいっそう深くなった。
 蜜壷の行き止まりをガツガツと無遠慮に突かれ、喘ぎ声が止まらない。

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posted by 熊野まゆ at 09:41| 先生の淫らな指先《完結》

2016年02月03日

先生の淫らな指先09


「あぁっ、ん、せんせ……っ、ふ、あぅ……!」

 先生が、先生でなくなる。
 日々の授業で顔を合わせることも、放課後の指導室でこうして秘め事をすることもなくなる。

 綾音は初めて、自分たちのあいまいな関係がいやになった。
 彼に抱かれているだけで幸せだった。しかし遅かれ早かれ、綾音が卒業すれば終わってしまう関係だ。

 落胆する綾音に雪谷が救いの手――あるいは、くもの糸を垂らす。

「なあ、おまえ……就職希望だろ? じゃあ、俺と一緒に来いよ」

 願ってもない話に綾音はふたつ返事だ。

「いき、ます……んっ、く……! っぅ、あ」
「ふうん、恥ずかしげもなく宣言するんだな。もう我慢できないのか?」
「ちがっ、そういう意味じゃ、な……っぁ、ンンッ!」

 セーラー服のすそから入り込んできた手に乳首をつままれ体を引き寄せられ、さらに強くナカを突きまわされた。
 絶頂するのは時間の問題だ。

「あっ、アァッ……ん、むっ!?」

 突然、口もとを手のひらで覆われ、喘ぎ声がくぐもる。

「声、でかすぎ」
「んんっ、ふぅっ――……!」

 びくっ、びくんと下半身が大きく波を打つ。
 彼も達したようで、体内におさまっているそれがびくびくと収縮しているのを身をもって感じた。

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posted by 熊野まゆ at 06:39| 先生の淫らな指先《完結》

2016年02月05日

先生の淫らな指先10【完】


 じゅぷっ、という水音とともに陰茎を引き抜かれる。
 力の抜けた綾音の体をうしろから抱きしめ、雪谷はふたたび椅子に腰をおろした。

「……ところでおまえ、俺のなにが好きなんだ?」

 髪を撫でる彼の手が気持ちよい。綾音はろくに考えもせず、頭のなかに浮かんだことをそのまま答える。

「え、と……顔」
「単純だな」
「え、えっと、それから……。えっちな、ところ」
「それは、男ならみんなそうだ」

 綾音は顔を上げて雪谷を振り返った。彼女の髪の毛を撫でる雪谷の手が止まる。

「おまえは俺を『好き』だと勘違いしてるんじゃないか?」
「ちっ、違います! 先生の切れ長の目とか、低い声とか……指先も、髪の毛の一本だって……ぜんぶ、好き。愛しくて、たまらない」
「ふうん……?」

 信じていない、と顔に書いてある。雪谷は綾音の「好き」を信用していない。

「先生、は……? 私のこと……」
「さあ、どうだろうな……。これからのおまえしだいってところかな」

 頬を覆う手は熱い。
 節くれだった男性的な手のひらが、綾音の頬をゆっくりと撫でおろし、あごをすくう。

「だから、俺の目の届くところにいろよ。これからも」

 返事はできなかった。
 唇を、塞がれてしまったから。


FIN.

お読みいただきありがとうございました。


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posted by 熊野まゆ at 08:27| 先生の淫らな指先《完結》


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